建設コストマネジメント・工事費査定

近年の建設費は、緩やかな下落・横ばい状況が続いていました。しかしながら2020年12月より、鋼材価格、木材、電線類等の建設資材の価格上昇を背景に、建設費が上昇しています。これにより、建設プロジェクトの各段階で予算を超過し、プロジェクトの継続が問題となるケースが散見されます。

また、工事発注における工事金額の妥当性がわからずお困りの方や、プロジェクトの中途段階で、設計・施工期間中に想定外の追加工事費が発生するなど、プロジェクトの開始後に急遽予算措置が必要となり、建設プロジェクトに精通したプロのサポートが必要なケースもあります。

明豊FWは、建設プロジェクトのプロフェッショナルとして、コストオーバーを未然に防ぎ、プロジェクトを通じてお客さまを支援いたします。

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このような課題を
お持ちではありませんか?

  • 事業予算を策定したいが、実勢価格でどれぐらい工事費がかかるのか想定できない
  • 設計内容や仕様について適正かどうか判断できない
  • 設計段階で概算工事費が予算をオーバーしたが、どう対処したらよいかわからない
  • 施工者から提出された見積金額が妥当な金額かどうか判断できない
  • 施工者から要求される追加工事費を抑制したい

明豊ファシリティワークスの
CM採用のメリット

年間1300件の工事発注支援実績による建設コストデータベースとコストマネジメントのノウハウ

明豊FWは、年平均で約1300件の工事発注支援の実績を有し、独自の建設コストデータベースを保有しています。ゼネコンやサブコンの積算経験者による「コストマネジメントチーム」が、建設受給バランスの変化による物価変動も加味したタイムリー、かつ実勢価格を反映した積算・査定することで、予算超過による手戻りを防ぎ、予算内でのプロジェクト実現を支援いたします。

コストに精通したインハウスの専門スタッフがお客様を支援

明豊FWには、建設コストに特化したコストマネジメントチームがおり、お客様の予算策定の支援や各段階の工事費のチェックを厳格に行います。
また豊富なプロジェクト実績から、本体建物工事だけでなく、付帯する工事(ICT・AV・セキュリティ、家具・什器・移転費など)や各種費用を含め、お客さまの立場からプロジェクト予算全体の策定と、プロジェクト期間を通したコストコントロールを実現いたします。

建設のプロがCM方式を通じ、お客さまの立場で品質・コスト・工期をコントロール

お客様の側に立つプロフェッショナルとして、お客さまの課題を抽出し、「何を(計画)」「いくらで(予算)」「いつまでに(スケジュール)」「どのようにして(体制)」を明確にし、早期にプロジェクトを具現化いたします。プロジェクト全期間を通じ、お客さまの立場から品質確保、コスト縮減、工期短縮の実現をサポートいたします。

明豊FWのCM方式、建設プロジェクトにおける役割、具体的な採用のメリットについては、
明豊FWについて」のページにまとめています。併せてご一読ください。

明豊FWについて

建設コストマネジメント・工事費査定における
明豊FWのソリューション

建設コストマネジメントサービス

最近、明豊FWにご相談される事例として、基本計画時点の予算に対して工事見積が大幅に超過するケースがございます。お客様の予算内でのプロジェクト完了及び工事費削減を支援するため、明豊FWでは建設プロジェクトの計画段階から竣工段階のすべてのプロセスを透明にし、建築コストを管理します。

各段階におけるコストコントロール(例)

基本計画段階
  • お客様の思いや要求レベルを網羅的に確認・検討した基本計画により実勢価格で精度の高い概算工事費を算出
  • 地中障害や土壌汚染といった工事費の超過リスクや付帯工事(ICT・AV・セキュリティ・家具什器・移転費など)にかかるコストの助言をすることで網羅性の高い事業予算策定を支援
設計段階
  • 設計内容・仕様とコストの変動を常時可視化し、追加変更要因の妥当性を確認することで設計の最適化を支援
  • バリューエンジニアリング(VE)手法により、要求性能を落とさず、減額可能な設計変更提案を実施、案の採否に関する分かりやすい判断材料を提供し、予算超過リスクを低減
  • 労務負担の少ない工法の検討
工事発注段階
  • プロジェクト特性に合わせた発注方式の提案(設計施工分離方式、デザインビルド(DB)方式、ECI方式、コストオン方式等)
  • 適切な施工候補会社のリストアップ
  • 発注者のリスクを低減する発注図書や契約方式を整備
  • 公正な見積条件の提供や適切な施工候補者の選出により競争環境を創出
  • 建設コストデータベースや物価変動を知る強みを生かし、実勢価格に基づいた見積査定を実施。施工者との価格交渉を支援
施工段階
  • 予期せぬ施工条件の変更等に関する追加変更工事において発生原因・必要性・妥当性を確認し、必要に応じて施工者への申し入れを助言
  • お客様要望による追加変更についても、施工者の見積査定・価格交渉を支援することで過剰コストを防止

バリューエンジニアリング[VE]=実現する価値と要するコストの関係を明確にし、価値を損なう事無くコストが低い他の選択肢を用いること

コストダウン[CD]=材料や設計などを工夫することによりコストを低くすること

■最近多く見られる事例

■CM手法によるコストコントロール

設計段階から工事発注段階におけるサービスメニュー(例)

設計段階からのコストコントロール
  • 予算と規模、仕様等の整合検証
  • VE(バリューエンジニアリング)※採用による
  • コスト圧縮
  • 労務負担の少ない工法の検討
2工事発注における創意工夫
  • プロジェクト特性に合わせた発注方式の提案
  • 競争発注における公平な見積もり条件の提供
  • 適切な施工候補会社のリストアップ
3データベースに基づくコスト検証
  • 建設物価推移情報の収集と提供
  • 精度の高い概算工事費算出と予算設定
  • 実勢価格での見積査定

工事費査定サービス

ゼネコンやサブコンなどの施工者から提出される工事見積に対して、実勢価格に基づく明豊FW独自のコストデータベースを活用し、見積査定を行います。

工事見積は、数百ページにも及び『一式計上』とされる項目も多く含まれるため、一般のお客様でこれらを全て検証することは困難です。明豊FWでは、『一式計上』を分解し、見積内訳書の一行一行について、設計や工事との整合性や単価の妥当性を検証します。また、明豊FWではゼネコンやサブコンでの積算業務経験者からなるコストマネジメントチームが、これらの検証をすべてインハウスで実施するためスピーディーな検証結果報告が可能となり、施工者との価格協議期間を確保することができます。ご要望によっては、価格交渉の支援や代替案(VE/CD)の検討行います。

完全中立な立場の明豊FWの査定により、建築コストの削減を図り、工事費の妥当性の確保とともに、株主や資金調達先(金融機関など)といった第三者への説明責任も可能となります。

工事費査定サービスの進め方

資料確認
資料受領
メールもしくは訪問にて見積書を受領
工事内容、見積もり条件の確認
内容確認
受領見積の内容の確認
削減余地の確認
見積査定
査定作業見積査定作業
査定報告査定結果の報告
交渉支援(オプション)
金額交渉施工者との価格交渉支援​
金額決定施工者との金額合意支援​
最終報告査定・交渉結果の報告​

私たちは、お客様の課題をしっかりと
理解し、納得していただいた上で
課題解決にお役に立ちたいと考えています。

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明豊FWについて

明豊FWは、お客様側に立つプロとしてお客様の建設プロジェクトを支援いたします。明豊FWの具体的な役割や、明豊FW採用のメリットにつきご紹介いたします。

会社概要・主要取引先

明豊ファシリティーワークスの会社概要や主要取引先などをご確認いただけます。会社規模や有資格者一覧、受賞実績なども掲載しています。

導入の流れ

お客様からご連絡をいただき、私たちが建設プロジェクトの支援をさせていただくまでの流れをご紹介いたします。

よくあるご質問

お客様から多く寄せられるお問い合わせについて回答します。また、より明豊FWがわかる資料をダウンロードいただけます。