CM方式による大学・教育施設整備(新築・改修)

教育施設の建設やキャンパス整備を控えた学校法人様向けに、CM方式による新築・改修に関するサービスや事例などを紹介しているページです。

学校プロジェクトを円滑に推進するためのサポートや計画の各段階におけるコスト・品質・スケジュールのマネジメントなど、学校法人様が受けられる支援について実際の成果物を交えて具体的に紹介しています。また、導入検討や稟議の際に役立つ事例紹介などのPDF資料もダウンロードいただけます。

明豊FWの大学・教育施設に関する全てのソリューションについては「学校法人様向け大学等キャンパス・施設整備 サービスページ」からご確認いただけます。

Download Contents CM方式による大学・教育施設整備に役立つ資料ダウンロード

教育施設の整備にCM方式導入をお考えの方にむけて役立つ資料をまとめたコーナーです。明豊ファシリティワークスが支援した事例紹介など無料でダウンロードしていただけます。

Service Menu 大学・教育施設の整備(新築・改修)におけるサポートイメージ紹介

大学・教育施設の整備(新築・改修)における、明豊ファシリティワークスの主要なサポート内容を紹介します。実際の成果物などから、具体的な支援内容のイメージを掴んでいただけます。

キャンパス全体の整備や将来を見据えた計画策定などのサポートは「キャンパスマスタープラン策定、キャンパス再整備の支援」のページをあわせてご覧ください。

トータルマネジメント事業立ち上げ段階から建物竣工後の移転までサポート

教育施設の計画的な整備は、魅力あるキャンパスを作る上で不可欠です。施設の新築や改修は、学校経営において大きなインパクトがある一方、施設整備の経験のあるスタッフや建設の専門技術者がいないケースも多く、「進め方がわからない」「予定どおり事業を推進できるか不安」といった声も多く聞かれます。

私たちは、豊富な教育施設整備の実績に基づいたノウハウやアドバイスを提供し、施設の稼働まで着実にサポートします。基本構想・基本計画の策定、設計者・施工者の選定、設計・工事段階のマネジメントだけでなく、各種専門工事や移転まで含めたマネジメントを行い、学校法人様の想い(事業)をトータルで支援いたします。

教育施設プロジェクトでのサポート内容と成果物のイメージ。基本構想段階から施設の稼働まで、プロジェクトの各段階における明豊FWのサービスを紹介しています

事業推進支援関係者間の合意形成を支援し、円滑なプロジェクト推進を実現

教育施設整備の推進には、理事会、法人事務局などの法人組織、教員、学生、保護者といった多数のステークホルダーが存在し、事務局は複雑な意見調整を行いながら合意形成を図ることが求められています。

私たちは、学校法人側のチームの一員として事務局の事業推進をサポートし、円滑な合意形成やアカウンタビリティ(説明責任)向上、事務局の負担軽減に寄与します。

トップインタビュー、アンケート・ヒアリング、ワークショップなどを通じて意見の集約や関係者調整の支援を行うほか、わかりやすい学内説明資料の作成、中立的な立場での判断材料の提供などを通じて意思決定を支援いたします。

教育施設プロジェクトの関係者相関図。明豊FWは事務局と一体となって、トップインタビューやヒアリングなどを通じた関係各者との意見集約や要望の整理を行い、学内の合意形成を支援します

コストマネジメント精度の高い予算構築やコストマネジメントで予算超過を防止

教育施設整備では、多額の投資を伴うため、承認された予算内で適切な事業費の管理を行うとともに、厳密な資金計画との調整などが必要となります。

一方、一般的な建設事業では、コストが上振れして計画変更で当初の内容が実現できなかったり、追加の予算措置が発生したりするケースも多く、事業予算超過の防止のための適切なコストコントロールが重要となります。

私たちは、整備事業の各段階でコストをマネジメントし、予算超過を未然に防ぎます。コストデータベースを活用した精度の高い予算構築、競争環境の構築と仕様の最適化によるコスト抑制、事業期間を通じたコスト推移の可視化など、常にコスト状況を確認し適切なコストコントロールを実施いたします。

一般的な建設プロジェクトと明豊FWが支援するプロジェクトのコスト推移のイメージ。精度の高い予算構築や最適な発注方式の検討、追加変更の管理などによって、コスト縮減が実現します
プロジェクトの各段階におけるコスト管理資料のイメージ。明豊FWは、計画初期に精度の高い全体予算を立てた上でコスト管理シートや追加増減管理シートなどを活用し、事業期間全体を通じて事業費を的確にコントロールします

発注方式提案、設計者・施工者選定支援最適な発注方式の選択と公正な選定プロセスを実現

事業に最適な発注方式を選択することはスケジュール・コストなどの最適化につながり、適正な資質と意欲を持った設計者・施工者の選定の可否は事業の成功に影響します。

私たちは、豊富な発注支援実績に基づき、各発注方式のメリット・デメリットを踏まえて適切な方式を提案するほか、公正な競争環境を実現するための設計者・施工者選定プロセスを構築するなど、プロジェクトに最適な選択が可能となるように総合的にサポートいたします。

例えば、設計者・施工者の選定においては、要項書などの発注図書の作成、評価基準案の策定、提案内容の比較・審査の支援、見積検証などを行い、選定の透明性を確保しながら、プロジェクトに最適なパートナーの選定を支援します。

建設プロジェクトにおける多様な発注方式のイメージ。明豊FWは、設計施工分離発注方式や設計施工一括発注方式(DB方式)といった多様な発注方式から最適な方法を提案します
設計施工一括発注方式(DB方式)における、ゼネコン選定プロセス提案イメージ。明豊FWは、教育施設に対する要求水準や評価基準を資料に落とし込み、最適なゼネコンの選択を支援します

各種専門工事のマネジメント専門性の高い実験施設やAV機器などもサポート

建物本体工事と並行して、ICT、AV、家具・什器、実験機器といった専門工事を総合的にマネジメントすることで、理想の教育環境の整備が実現します。また、近年はICT教育やオンライン授業などに対応した環境整備が求められており、さまざまなソリューションを比較した上で最適な方法を選択することが重要です。

私たちは、専門工事から施設の稼働まで一貫してサポートいたします。明豊FWの、ICT、AV、家具・什器、実験機器に精通した専門技術者が、最新の情報技術や事例を紹介した上で、求める教育環境の実現に必要な要件の整理を支援します。

大学・教育施設プロジェクトにおける、各種専門工事とサポート内容のイメージ。施設建設後に発生するICT、AV、家具・什器、実験機器、引っ越しといった専門工事を適切にマネジメントすることで、スムーズな施設の稼働が実現します

さらに、複数の選択肢から最適なソリューションの提案、専門工事会社の選定支援、建設工事との工事区分の整理、スケジュール調整といった支援を行うほか、専門工事会社による入札を実施しコスト最適化を実現します。

各種専門工事の競争入札における見積比較資料やコスト最適化の効果のイメージ。明豊FWは、専門性の高い設備や家具などについても入札による競争環境を創出し、コスト最適化につなげます

Project 事例紹介

明豊ファシリティワークスが支援した、大学・教育施設の事例・実績を紹介します。プロジェクト概要、ご依頼いただいた学校法人様、規模・構造などをご覧いただけます。

各プロジェクトのポイント、完成写真、業務での成果物など、事例の情報がより詳しくまとめられたPDF形式の資料「事例紹介(大学・小中高校・専門学校)」もこちらからダウンロードいただけます。

学校法人 東京農業大学 様
新研究棟「農大サイエンスポート」建設プロジェクト

2021年に創立130年を迎えるにあたってのキャンパス環境整備事業の一環で、世田谷キャンパスに属する4学部15学科の研究室をすべて収容する「新研究棟」の建設プロジェクトです。
明豊FWは、施設建設のマネジメントだけでなく、実験研究設備・家具・セキュリティなどについても調査・計画、調達支援、納品管理といった総合的なマネジメントサービスを提供しています。

  • 規模:約46,000m²、地下1階、地上8階

学校法人 田園調布学園 様
田園調布学園大学校舎建替えプロジェクト

創立90周年に魅力あるキャンパスづくりを目指した大学校舎建替えプロジェクトです。
明豊FWは基本構想段階で敷地内での建替えローリング計画を策定したほか、設計者選定・施工者選定、設計・工事のマネジメントなどプロジェクトを4年間にわたり支援しました。

  • 規模:新館(新築) 約5,460m²、一号館(改修) 約2,390㎡

学校法人 神奈川学園 様
創立100周年記念建設プロジェクト

創立100周年記念プロジェクトで、学園の新たな顔となる記念ホール建設を中心とした複数施設の整備事業です。
明豊FWは、整備事業全体の基本構想策定から、記念ホール、屋内プール棟、ラーニングセンター等、各棟建設のマネジメントを実施し、4年にわたり支援しました。

  • 規模:記念ホール 約1,600㎡、屋内プール棟 約600㎡、ラーニングセンター 約370㎡ 、既存体育館耐震改修等

学校法人 東京工芸大学 様
中野キャンパス整備プロジェクト

キャンパス再整備プロジェクトの一環として、既存校舎を解体し新校舎を建設しました。
2010年に竣工した1期工事部分と合せて1号館を建設しています。
芸術学部の写真学科・映像学科のスタジオ等を1期で装備し、2期ではインタラクティブメディア学科、ゲーム学科の諸室を整備しました。

  • 規模:約10,400㎡ (第1期:4,300㎡、第2期:6,100㎡)

学校法人 大和学園 様
太秦キャンパス新築プロジェクト

京都太秦の地に、「学びの環境の充実」「食文化の振興による市民生活の質の向上」「にぎわいの創出」を目指した、ホスピタリティ創学拠点となる学生レストラン(和食・フレンチ・イタリアン)、カフェを併設した調理師・製菓衛生師の専門学校を開設するプロジェクトです。
明豊FWは、山ノ内浄水場跡地(北側用地)活用の事業者公募から開学まで、約50ヶ月間に亘りCMとしてプロジェクト推進を支援しました。

  • 規模:約8,460m²

FAQ よくあるご質問

お客様からお問合わせいただいた、導入に関する疑問や心配事に対する回答をまとめています。ご不明な点がございましたら、お問合せフォームからご相談いただくことも可能です。

コンストラクション・マネジメント(CM方式)を採用することで、施設建設に関する高い専門知識を持ったコンストラクション・マネジャーのサポートを活用でき、事業のスムーズな推進が実現します。品質確保・コスト削減・スケジュール遵守などのほか、発注者側に立ったサポートによって、円滑な事業推進が期待できます。

設計事務所や建設会社が決まっている場合でもお声がけ可能です。事業の途中段階でも、状況及び課題をヒアリングさせていただき、お客様に最適なサービスメニューをご提案させていただきます。

プロジェクトの内容、期間、サービスメニューに応じたプロジェクトチームの工数を算出し、ご提案時に業務料をお見積いたします。「費用対効果」を強く意識し、お客様にとって納得感の高い業務料をご提案いたします。事業期間一括のご契約だけでなく、事業段階ごとのご契約も可能です。

技術的な設計・発注・工事のマネジメントだけでなく、ご要望によっては事務局運営までサポートいたします。

どの段階からでもご相談いただけます。既に進捗しているプロジェクトの途中段階で、品質、工期、コストなどの実現性に不安を感じられたお客様からのご相談にもお応えしています。

もちろん可能です。明豊FWでは、施設単体の建設プロジェクトだけでなく大学・教育施設の維持管理、キャンパス再整備・ファシリティマネジメントについてもご相談をお受けしています。

詳しい支援内容については、サービスページ「キャンパスマスタープラン策定、キャンパス再整備の支援」をご覧ください。

問合せフォームには、どのようなことを書けば良いですか?

お問合せ時にフォームに記載いただいたメールアドレスを通じてやりとりしますので、添付資料などはお問合せ後に送付いただけます。

お問合せには費用は発生しませんので、お気軽にお問合せください。

私たちは、お客様の課題をしっかりと
理解し、納得していただいた上で
課題解決にお役に立ちたいと考えています。

建設プロジェクトに関するご相談、サービスに関するご質問などお気軽にお問合せください

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明豊FWについて

明豊FWは、お客様側に立つプロとしてお客様の建設プロジェクトを支援いたします。明豊FWの具体的な役割や、明豊FW採用のメリットにつきご紹介いたします。

会社概要・主要取引先

明豊ファシリティーワークスの会社概要や主要取引先などをご確認いただけます。会社規模や有資格者一覧、受賞実績なども掲載しています。

導入の流れ

お客様からご連絡をいただき、私たちが建設プロジェクトの支援をさせていただくまでの流れをご紹介いたします。

よくあるご質問

お客様から多く寄せられるお問い合わせについて回答します。また、より明豊FWがわかる資料をダウンロードいただけます。