学校法人様向けにキャンパスの脱炭素化及び施設のZEB化に関するサービスや事例をご紹介します。
日本国内の温室効果ガスの削減目標として、2030年に2013年度の約半分の46%削減、2050年に実質ゼロにする"カーボンニュートラルの実現"が掲げられています。昨今では、脱炭素化の一環でZEB、CASBEE等の環境認証の取得を目指すお客様も増えています。また、文部科学省では、カーボンニュートラル実現のために国立大学に求められる役割として「ZEBの実現に向けた取組の推進など、社会の先導モデルとなる取組を推進する」との方針を公開するなど、大学や学校等に対してキャンパス全体でのカーボンニュートラルやZEB化のニーズが高まっています。
本ページでは、キャンパス全体の脱炭素化や施設のZEB化を推進するための各種サポートについて、事例などを交えて紹介しています。また、導入検討や稟議の際に役立つ資料ダウンロードや施設ZEB化の無料簡易診断などもご案内しています。
CM方式を活用した大学・学校施設の建設・改修など、学校に関する全てのソリューションは「学校・教育施設の建設・改修・キャンパス整備支援」からご確認いただけます。
また、明豊ファシリティワークスは「自然エネルギー大学リーグ」に加盟しています。自然エネルギー大学リーグは、大学・学生・企業などのネットワークで、日本国内の大学において自然エネルギーの活用等を促進することを通じて、大学活動に伴う環境負荷を抑制し、脱炭素化を目指しています。明豊ファシリティワークスはこの活動に賛同し、支援団体会員として国内大学の脱炭素化の取組みを支援することで、持続可能な脱炭素社会の実現に向けてより一層の貢献ができるよう努めています。
キャンパス全体の脱炭素化や施設のZEB化推進に役立つ資料をまとめたコーナーです。明豊ファシリティワークスによるキャンパスの脱炭素化実現に向けた支援サービスの紹介や、施設のZEB化を検討される際に知っておきたい情報などを無料でダウンロードしていただけます。
キャンパスの脱炭素化及び施設のZEB化推進における明豊ファシリティワークスの主な支援内容について紹介します。達成に向けた各段階におけるサポートのイメージをご覧いただけます。
キャンパスの脱炭素化支援サービスについては「脱炭素化支援コンストラクション・マネジメントサービス」のページを、施設のZEB化支援サービスについては「ZEB・環境配慮型のCM事例」のページをあわせてご覧ください。
脱炭素化には、「省エネルギー改修」「創エネルギー導入」「再エネルギー調達」の3つの手法があります。これら3つの手法をベストミックスさせ、費用対効果の高い戦略を立案し、効果的に実行していくことが重要です。
明豊ファシリティワークスは、世の中にさまざまある脱炭素サービスの中からお客様に適したサービスを第三者として、公平・中立に提案し、お客さまの意思決定を支援します。
学校法人様の経営方針やキャンパスの特徴に基づき、最も費用対効果の高い戦略を立案、具体的で実現可能な計画策定とその実行、脱炭素化状況の見える化と見直しによるPDCAサイクル実践をサポートすることで、目標達成までトータルな支援を行います。
脱炭素化の計画立案にあたり、まず始めに保有施設全体・単体のCO2排出量を算定し現状を把握・分析します。省エネポテンシャルの高い施設を明らかにし、効果的かつ効率的で実現性の高い脱炭素化施策の検証を行います。
脱炭素化施策の検証結果を踏まえ、省エネ改修、創エネ導入、再エネ調達の最適な組み合わせをシミュレーションし、施策実施時期、期待される効果、発生コストを精度高く試算し、費用対効果を考慮した実現性の高いロードマップを策定します。
脱炭素化ロードマップに基づき、効果を最大化するための最適なCO2削減計画の策定とその実行を支援します。
省エネ改修計画
省エネ改修の計画では、保有施設の既存設備について高効率化や容量適正化などを検討し、省エネ効果の最大化を図ります。実行段階においては、豊富な事業者選定支援実績のノウハウにより競争環境創出に向けた仕組みを構築することで、工事費用の削減と高い費用対効果の実現を目指します。
再エネ導入計画
再エネ電力の導入・調達は、太陽光パネルなどの再エネ設備の設置、発電事業者とのエネルギーサービス契約、電力会社の再エネメニューの利用、環境証書の購入など、さまざまな手法があり、それら手法に対し中立的な立場から、それぞれの電力単価の明確化やキャッシュフロー、お客さまにとってのメリット・デメリットを比較することで、最適な手法の選択と事業判断を支援します。
各施策実行後の運用段階においては、キャンパス全体のCO2排出量を可視化し、脱炭素化施策の実行状況を評価することで、脱炭素化のPDCAサイクルを回すことが重要です。
CO2排出量の削減効果と、発生している費用をタイムリーに予実管理することで、確実な目標達成を支援します。
明豊ファシリティワークスでは、ZEB化の目標設定と実現可能性の検証、設計・工事の発注支援、設計工事段階のマネジメントの3ステップで、ZEB認証の取得実現を支援します。
まずは、お客さまの考えるZEB化の目的を整理した上で、明確な目標を設定します。対象施設ごとにZEB化の実現性を調査・分析し、設定した目標に対する実現可能性を見極めます。
次に、発注者要望とZEB化に必要となる要件を整理し、目標達成のための要求水準の明確化と発注契約内容の検討を行うことで、ZEB認証取得に向けて適正な設計・工事の発注を支援します。
最後に、設計・工事段階においては、設計仕様の検討状況や工事進捗状況を確認することで、ZEB化を可能とする品質の確保状態を随時チェックし、ZEB認証の確実な取得を支援します。
明豊ファシリティワークスが支援した、キャンパス(保有施設)全体の脱炭素化・施設ZEB化に関する実績です。
無料ダウンロード資料「脱炭素化支援CMサービス・事例紹介」では、代表的な実績のプロジェクト概要、提供したご支援内容などをご覧いただけます。
施主名 | プロジェクト名 | ソリューション |
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学校法人 立命館 様 | 学校法人 立命館 省エネ計画策定支援業務 | 脱炭素(省エネ) |
某国立大学法人 様 | 工学系研究棟改修事業におけるZEB化検討シミュレーション業務 | ZEB化コンサル |
某国立大学法人 様 | 理工学系研究棟改修事業におけるZEB化検討シミュレーション業務 | ZEB化コンサル |
学校法人 千葉学園 様 | 千葉商科大学付属高等学校新校舎整備プロジェクト | ZEB化コンサル |
お客様からお問合わせいただいた、導入に関する疑問や心配事に対する回答をまとめています。ご不明な点がございましたら、お問合せフォームからご相談いただくことも可能です。
脱炭素化に関する方針の策定にあたっては学校法人の経営方針を基本として、教職員や学生などのキャンパス利用者の視点も踏まえて学校法人全体で意思決定することが重要となります。これまでの学校法人様の支援実績から納得感の高い意思決定のプロセスと手法をご提案し、ご支援いたします。
もちろん可能です。計画内容や既存図面等の情報をご提供いただくことで標準入力法でのBEI値を算出いたします。BEI値算出の目的を確認した上でZEB化の実現可能性や必要となる施策・工事費用をシミュレーションすることも可能です。
明豊ファシリティワークスでは、省エネに関わる改修だけでなく、既存施設の長寿命化・バリューアップの経験が豊富です。調査・診断結果に基づき、学校法人様の施設活用方針にあわせた手法をご提案させて頂きます。
もちろん可能です。明豊FWでは、大学・教育施設の維持管理やキャンパス再整備についてのご相談もお受けしております。
詳しい支援内容については、サービスページ「キャンパス全体の維持管理・ファシリティマネジメント」「キャンパスマスタープラン策定 キャンパス再整備の支援」をご覧ください
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